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ごあいさつ

NPO法人国際CIO学会理事長 岩﨑尚子

(早稲田大学総合研究機構教授)

国際CIO学会は,CIOに関する諸問題の研究や普遍性の追求と応用を目的として,日米欧アジアのグローバルな CIOに関する研究を推進するための議論の場として,小尾敏夫初代会長のリーダーシップのもとに,2006年に設立されました.10年目にNPO法人に衣替えし,今年で3年目を迎えます.この度,2016年度の理事会・総会(3月14日)の決定承認により浜口友一理事長の後任として,第6代NPO法人国際CIO学会理事長に就任致しました.

当学会は,情報社会の現象や原因,影響といった一連の過程や,社会的・技術的な関係,制度等を研究対象とする学問を確立し,会員との相互の意見交換によって,学問的リソースと実証的ケーススタディを融合させたグローバルスタンダードのICTリーダー人材を育成することを目指しております.それと同時に,行政の効率化や産業の国際競争力の一層の強化と促進を視野に入れながらグローバル化を進め,世界17か国に海外支部が設立されるまでに成長発展いたしました.

情報通信分野は日々目覚ましい進歩を遂げており,昨今ではAIやIoTなどの先端技術の出現で社会・経済構造に大きな変化をもたらしています.つまり当学会のあるべき姿は,絶え間なく進化し続ける情報通信分野の変化と,過去の歴史の教訓を得ながら最適な情報社会と,それに呼応する人材育成の在り方が日々求められています.

さらに,先進国のみならず発展途上国の情報化のスピードは目覚ましく,デジタル化にシフトした政治・経済・社会の構築が国家のデジタル戦略の要となりつつあり,国際協力や国連SDGsの意味においても日本が果たすべき役割が増大しています.

いま日本は,超スマート社会を未来の姿としてサイバーと現実空間を高度に融合させたSociety 5.0を目指していますが,こうした未来社会は高度な研究開発が築き,デジタル社会を支える人材育成及び教育が核となります.人間とITとの共生が可能なデジタル社会を構築するために,短中長期的な視野で環境変化に迅速に呼応しながら,社会に貢献できる人材育成や研究開発に尽力できる学会へと,日々成長してまいりたいと考えております.

NPO法人国際CIO学会の研究教育活動が,国家的課題でもあるICT人材の育成や,グローバル社会,高齢社会,情報社会の多様な社会構造へのICTソリューションの実装に向けた有意義な議論ができる学問追求の場となることを祈念し,ご挨拶とさせて頂きます.今後とも皆様方の御支援・御協力を賜ります様,宜しくお願い申し上げます.